君の夢を見ていた

いつだって大吾くんが一番星

どんなに影が濃くても光がなければ影はできない / ガラスの仮面


ストーリーについて言及したり、深読みしたり、ということはしないけど、こんなに舞台を観て鳥肌が立ったことは初めてで、鼻水が出るほど泣いたのも初めてで、全神経を舞台上に集中させたのも初めてで、とにかくこの感覚は新鮮なうちになにか言葉に残しておかないと、と思ってなんとなくハテナに書きました。別にnoteでもよかったんだけど、なんとなく。



9月は特に何もないし、わたしも時間があるし、ぶんちゃんの演技もいつか観てみたいとおもってたし、ガラスの仮面観に行こうかな。それはもうめちゃくちゃめちゃくちゃ軽い気持ちでチケットを購入しました。

やがて初日の松竹座を迎え、TLには続々と観劇し終えた人が増えていき、そしてみんなが口を揃えて言うのは、「最高だった」「とりあえず観てほしい」「涙が止まらなかった」大まかに分けてこの3つ。わたしは原作も読んだことがなければ、ストーリーも知らない、まったくの無知だったので、物語の展開についていけるか少し不安になりつつ、それでもみんなが大絶賛しているから本当に楽しみにしていました。



単刀直入に言います。ガラスの仮面、最高でした。自分の語彙力で表現するのがもったいないくらいに本当に良くて。もうめちゃくちゃ泣いたし、今でも思い出しては涙が出てきます。それくらい感銘を受けて、わたしの考えの根底をひっくり返された。TLでみんながみんな言葉を失う理由がわかった。言葉にしたいけど、でもこの感動をぴったり表現する言葉が見当たらなくて、結果、「最高」という言葉でしか表せないと。まさに、百聞くよりも一見ることには及ばないと思いました。


演者の台詞量や声のボリュームがもうそれは凄まじくて、ちょっと油断すると置いていかれるから、こっちも全身全霊で演者のすべてを受け止めなきゃ、とおもったのと、こんなにわたしもひとつの公演で体力を消耗するとはおもってなかった。どのシーンも必要不可欠で、無駄がない、観客に他のことを考えさせるような余地を与えない、とかそういうところがなんかもうほんっとに素晴らしい。ガラスの仮面


観劇後は魂吸い取られたみたいな抜け殻になって、でも余韻には浸りまくりで、家に帰ってもずっとガラスの仮面のことしか考えていなかったし、ずっと引きずってる。今も。そういうときに限って、ガラスの仮面の宣伝CMが流れたりして劇中の音響も全部が蘇ってくるし、マヤの声も聞こえてくる気がして、なにをするにもガラスの仮面のことしか考えてないです。それくらいわたしは影響を受けて、この先の人生で5本の指に入ると言っても過言ではないくらい自分にとってかけがえのない作品になりました。



本当に素敵で、情熱的で、切なくて、この先ずっとずっとずーーーっと大切に心の中にしまっておきたい。このとき感じたものを忘れずに、わたしもマヤのようにこれと決めたものには全身全霊を注ぎたいと思いました。人生がんばる、わたしもちゃんと前を向く。


そして、わたしはガラスの仮面を観て、はじめて?やっと?だいごがお芝居の道に進んでもいいって思った。これだけは、これだけは残しておきたかったから書いておきます。だいごがたとえデビューという通過点を通らなくても、あんな風に会場の人を感動の渦に包み込むような舞台に出られるのなら、わたしはじゅうぶん幸せ。しあわせだよ。だから、もうずっと言ってるけど、やりたいことをやりたいだけやりたいようにやってね。それでも芝居はエンターテイメントのひとつとか言ってるし、今のだいごの目標や夢はなんなのかはわからないけど、心配はしてないです。


はあ、ほんとに最高な作品に出会った。出会えてよかった。ガラスの仮面、原作読みます。ありがとう、ありがとう。






最後に、
ぶんちゃんほんとにかっこよかったよ。今でも桜小路くんのことを考えると切なくて切なくて胸がくるしい。ステージに立つぶんちゃんはめちゃくちゃ輝いていて綺麗でした。ぶんちゃんは関西ジャニーズJr.の誇りです。間違いなく世界一の浜中文一です。ありがとう。主演舞台がんばってね。